小さな行き違いが、
流れを重くしていく
二通目を受け取ってくださって、ありがとう。
今日は、家の中で重なりやすい流れを、
もう少し近くから見てみようかのう。
MOKUSEN NOTES
一通目の内容は、いかがじゃったかのう。
見えておる反応の奥で、
何かを守ろうとしておる気配がある。
そんな見方を、まずは一緒に眺めてきた。
けれどのう。
家の中のしんどさは、
その子一人の反応だけで
重たくなるとは限らんのじゃ。
心配して声をかけること。
うまく伝わらず、閉じてしまうこと。
すると、さらに気がかりになって、
また声をかけたくなること。
そうした小さな行き違いが重なるうちに、
家の中の流れが、
少しずつ重たくなっていくことがある。
今日は、誰が悪いかではなく、
何がどう重なっておったのかを、
少し丁寧に見てみようかのう。
気づきカード
こんな重なりが
起きておることもある
あれこれんの気配が前に出ておるときは、
一つに決めきらず、別の道も残したくなりやすい。
その子の中で起きやすいこと
苦しさや退屈に閉じ込められぬよう、別案や楽しさへ向かいたくなる。
一つに絞られるほど、広げたくなりやすい。
まわりで起きやすいこと
まわりには落ち着きがない、決められないと見えやすい。
すると、早く決めるよう求められ、さらに散りやすくなる。
家の中で重なりやすい流れ
可能性を残したい思いと、一つに定めたいまわりの動きが重なって、
絞られるほど広げたくなる流れが起きることがある。
こうした流れは、
誰か一人が悪いというより、
それぞれの守り方が重なって
起きていることがあります。
たとえばのう。
別の道も残しておきたい時に「もうこれで決めよう」と言われると、本人には逃げ道がなくなったように感じやすい。
すると、また別案を出したくなる。話が広がる。
その広がりを見て、まわりはさらに絞りたくなる。
そして、ますます決まりにくくなる。
そうして見ていくと、
そこにあるのは気まぐれさだけではなく、苦しい所に閉じ込められぬよう広げる循環かもしれん。
散っておったというより、
一つに追い込まれぬよう余白を作っておったのかもしれん。
そう見えると、少し急ぎすぎずにすむんじゃ。
次のお手紙について
三通目は、
明日昼ごろに届きます
今日ここで見えてきたのは、
家の中でどんな行き違いが重なって、
流れが少し重たくなっていたのか、ということでした。