小さな行き違いが、
流れを重くしていく
二通目を受け取ってくださって、ありがとう。
今日は、家の中で重なりやすい流れを、
もう少し近くから見てみようかのう。
MOKUSEN NOTES
一通目の内容は、いかがじゃったかのう。
見えておる反応の奥で、
何かを守ろうとしておる気配がある。
そんな見方を、まずは一緒に眺めてきた。
けれどのう。
家の中のしんどさは、
その子一人の反応だけで
重たくなるとは限らんのじゃ。
心配して声をかけること。
うまく伝わらず、閉じてしまうこと。
すると、さらに気がかりになって、
また声をかけたくなること。
そうした小さな行き違いが重なるうちに、
家の中の流れが、
少しずつ重たくなっていくことがある。
今日は、誰が悪いかではなく、
何がどう重なっておったのかを、
少し丁寧に見てみようかのう。
気づきカード
こんな重なりが
起きておることもある
ひそやかんの気配が前に出ておるときは、
距離と静けさで自分を保ちたくなりやすい。
その子の中で起きやすいこと
踏み込まれる感じが強いと、少し引いた場所へ下がりたくなる。
言葉にする前に、自分の中で保ちたくなりやすい。
まわりで起きやすいこと
まわりには関心が薄いように見えて、さらに声をかけられやすい。
すると、ますます距離が必要になりやすい。
家の中で重なりやすい流れ
距離で守りたい思いと、もっと関わろうとするまわりの動きが重なって、
近づくほど離れたくなる流れが起きることがある。
こうした流れは、
誰か一人が悪いというより、
それぞれの守り方が重なって
起きていることがあります。
たとえばのう。
少し引いておきたい時に続けて声をかけられると、本人にはさらに入ってこられた感じが強まりやすい。
すると、返事が短くなる。反応が薄くなる。
その薄さを見て、まわりはもっと関わろうとする。
そして、いっそう引きたくなる。
そうして見ていくと、
冷たさではなく、巻き込まれすぎぬよう距離を作る循環として見えてくることがある。
離れておったというより、
その距離でようやく保てておったのかもしれん。
そう見えるだけでも、少しやさしくなれるんじゃ。
次のお手紙について
三通目は、
明日昼ごろに届きます
今日ここで見えてきたのは、
家の中でどんな行き違いが重なって、
流れが少し重たくなっていたのか、ということでした。